🎹 2024.05.29[ピアノ教則本]【ピアノ小曲集(2)】
小川一朗編著 シンコーミュージック, 1993
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今日は、34曲目の
クープラン作曲《ミニュエット》
まで、弾いて残りの曲は明日に
持ち越すことにしました。
このクープランの曲は急にニ長調のCisの音がCになり、8小節の楽節の終わり2小節が下属調のト長調に一瞬転調するのですが、これは
何なんだろう?2回出てきます。
ポップの《かっこう鳥の歌》は、
お気に入りの曲で、
先ず、転調がおもしろいです。
ズバ転 (ズバッと転調)が、3ヵ所にみられます。最初、主調のハ長調の8小節の楽節があり、その後、ズバッとト長調(属調)のⅠに転調します。普通はドッペルドミナントを経たり、属調のⅤ7から入ったりするのですが…その後、Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ7をハ長調のⅠの第2転回形と見立て、順次進行のモチーフを経て、うまいことハ長調に戻ります。最初の8小節の楽節が戻ってきて、またもや、ハ長調のⅠからヘ長調(下属調)のⅠへとズバ転をします。その楽節(8小節)が2回繰り返されますが、2回目は8小節のうちの5,6小節で、一瞬ドッペルドミナントが出てきて、次の8小節+2小節のハ長調の楽節が出てきます。ヘ長調に戻る時はⅠ-Ⅴ7-Ⅰ7(ヘ長調のⅤ7)を経てヘ長調へ戻ってます。そこから主調のハ長調への戻り方は一瞬ヘ長調の平行調のニ短調のⅠかと思わせる2小節を経てハ長調のⅤ7へと移ります。ということはニ短調のⅠはハ長調のⅡの
基本形と見ているのかもしれません。ハ長調のⅤ7に変化するときは、まだ前のヘ長調をひきずっているのかBの音にナチュラルが付いてHの音になっています。ヘ長調からハ長調への転調は属調への転調で無事主調のハ長調に戻り、最初のテーマの8小節が戻り、後はコーダです。最初の7小節は交差による音域の変化を楽しみ音階とカデンツの組み合わせで、明るく元気よく楽曲を終えます。この転調の仕方を真似て、曲作りをするのも作曲の勉強になるかも知れませんね。
(浅田ピアノ教室 浅田美鈴 : 分析)